多様なカプセル

デリケートゾーンの痒みがひどく原因がカンジダ症である場合、カンジダ治療薬として使われるのは外用薬が多いですが、発生した部位や状況によっては内服薬も使われます。外用薬は有効成分の違いにより6種類に分かれていますが、さらに軟膏やクリームタイプあるいはスプレータイプなどがあるため、医薬品の種類は多いです。

海外でよく使われるのはカーネステンクリームで、有効成分としてクロトリマゾールが含まれています。刺激が少ないクリーム状で菌の増殖を抑える効果があるため、使い続けることで殺菌が期待できます。カーネステンクリームはイミダゾール系に分類される薬で、抗真菌薬なのに刺激が少なくて皮膚の角質を溶かしたりせずデリケート部分に安心して使えるタイプの薬です。カンジダ症だけに効くのではなく、真菌であれば広く抗菌効果を発揮してくれます。

カンジダ菌が性器周りの皮膚ではなく膣内に症状を起こしてしまっている場合、軟膏やクリームでは対応できません。常に湿っている部位であるため普通の外用薬では薄まってしまい効果が十分ではなく、衛生面を考えても塗り込む作業はよくないので、カーネステン膣錠がカンジダ治療薬として使われます。有効成分はカーネステンクリームと同じクロトリマゾールですが、膣内に挿入しやすい用に座薬のような形をしています。カーネステン膣錠は内部に皮膚には軟膏やクリームを併用して使うと、より確実な殺菌になるといえるでしょう。

内服薬で知られる薬にはフォルカンがあり、フルコナゾールという有効成分が使われています。もともと別の内服薬が使われていましたが、ジェネリック医薬品としてフォルカンが開発されてからは、価格面においても買い求めやすいフォルカンを利用する人が増えています。カンジダ治療薬として使われる内服薬は、有効成分が6種類あってそれぞれカプセルやシロップ、経口用ゲルや錠剤などが出ていてこちらも種類が豊富です。カンジダ症を引き起こす真菌は細胞膜に覆われていて、この膜がなくなると生存できないことに着目し、細胞膜合成を阻害する成分がフォルカンには含まれています。

薬の有効成分によってカンジダ症へのアプローチの仕方が違っていて、現状に適した薬を選択しなければ体に出ている症状を治すことができません。強い痒みだけでなく発疹や痛み、灼熱感等があるなら菌が広がっている可能性があるため、丁寧に治さないと再発を繰り返すことになるでしょう。

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